fu967の日記

手芸のブログです。

イノシシの押し絵

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「わがみ小路 押し絵豆色紙」の干支を集めていたのですがイノシシが手に入りませんでした。十二支のうちイノシシだけが自作で浮いています。うまく作れずイノシシくんゆるして。

 私の住んでいる所は手芸材料などを販売する「地元独自のお店」が少ないように思うのですが紙や文房具を扱ういいお店があります。和紙や洋紙、文房具の他に季節の飾り物もあり、毎年10月ごろからカレンダーや手帳、干支飾り物などがならびます。このお店で干支の押し絵の豆色紙を見つけましたので毎年楽しみに集めていました。

 去年の10月に「今年のイノシシ、どんなデザインかな」とお店に行くと豆色紙がありません。店頭にないときは取り寄せて下さるので「イノシシの押し絵の豆色紙を取り寄せていただけますか。」と店員さんにお願いしました。店員さんはカタログを見ながら仕入先に電話してくださっていたのですが「すみません。このサイズの押し絵色紙は今年から作っていないそうです。」とのこと。私は「えっ、(終わるにしても)イノシシで終わると思いました。」と言うと店員さんも「そうですよね。」と、何か代わりになるものがないかと引き続きカタログを調べてくださいましたが、どうもなさそうなのでお礼を言って和紙のはぎれなど他のほしいものを買って帰ってきました。

 イノシシだけないのもさみしいので自分で作れないかと思ってインターネットで押し絵の作り方をのせて下さっているブログや動画を見たら特別な道具がなくても作れるということだったのでやってみることに。

 自分で作るんだから色紙の色とイノシシの丸い飾りの部分を黄色に決めました。私は黄色が好きなのです。ざぶとんも黄色にしたかったのですが黄色くなりすぎるのでやめました。そして「このシリーズのイノシシがあるとしたらこんな感じか」と書いた下書きがこれです。

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この下書を厚紙に書き写し切り取ります。イノシシとザブトンは切り離します。イノシシの鼻と体も切り離します。この切り離した厚紙をドミット芯に貼ってからドミット芯を厚紙の輪郭にそって切ります。そのドミット芯つきの厚紙をちりめん生地で包んで色紙に貼り、目や牙、耳など細かな部分を貼りつけて出来上がりです。

 ちりめん生地で厚紙(下書き)を包むので生地の厚みだけ下書きより大きくなるからなのか下書きのイノシシと違うイノシシになってしまいました。奥の耳は「もう細かすぎて無理」と省略しました。なんでも実際にやってみないとわからないことがありますね。

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